白山登山行動報告書
決行日:6月4日(Sun)
天気:晴れ
DaGu(リーダー) |
aohige(サブリーダー) |
SEXY=Zyunzi |
暮 |
ミノさん |
ヤスティ |
ひめ |
WILD=Syunsuke |
G |
たっきゃん |
O石 |
タイ |
山行記録
時間 | 場所 | 発着 | コメント |
3:00 | かをり荘 | 発 | 全員の体調は悪くないようだ。足りなかった車はレンタカーを借りることで間に合った。結局3台の車で出発。 |
4:50 | 別当出合下 | 着 | 標高が高いこともあり、かなり冷え込んでいるようだ。ここで朝食と準備を済ませる。 |
5:35 | 別当出合下 | 発 | いったん別当出合まで行き、そこでトイレ等を済ませ出発。天候に非常に恵まれており、この調子なら山頂も期待できるだろう。別当出合で写真撮影。 |
6:28 | 中飯場 | 着 | まだ、みんな元気なようだ。休むにはまだ早いという声がちらほらと聞こえた。 |
6:40 | 中飯場 | 発 | 体力的にはみんなまだ余裕があるためか、休憩中も早く行こうと急かす声もあった。 |
7:45 | 甚之助小屋 | 着 | 中飯場を過ぎ、20分位の地点で道が土から雪に変わっていった。基本的にはみんな問題なく歩けたようだが、伊豆は黒田の貸した靴と雪の相性が悪かったためか、難儀していたようだ。甚之助小屋以降から道が険しくなるということと、体力面に自信が無い者がいたためここで待機する組(妥協チーム)と山頂まで行く組(はっするチーム)にパーティーを2つに分ける。 |
7:55 | 甚之助小屋 | 発 | はっするチームはDaGu・SEXY・ミノさん・WILD・暮・G・たっきゃん・O石の8名。以後、はっするチームはリーダーをDaGu、サブリーダーを高校時代からの経験を買ってたっきゃんにする。aohigeは体力的に問題は無かったのだが、妥協チームのリーダーということで残ってもらうことにする。また、万が一のために、1時間に一回無線で定時連絡をすることにする。 |
9:00 | 黒ボコ岩 | 着 | 急に道が険しくなったせいか、それまで強かったお気楽な空気は幾分影を潜めたようだ。しかし、ここさえ過ぎてしまえばあとは結構どうにかなるものだから、また、お気楽ムードになるだろう。 |
9:15 | 黒ボコ岩 | 発 | 基本的に全員それなりの体力は持ち合わせているのかもしれない。やはりお気楽モードになる。 |
9:35 | 室堂 | 着 | 山頂直前で休憩。風は冷たいが、天気が良いためかみんなここで少しダラダラする。もっとも夜中から動いているわけだからその疲れが少し出たのかもしれない。 |
10:10 | 室堂 | 発 | 少し長く休みすぎたか、イマイチ体が動かない。もっとも10分も歩けば楽になるから気にはしないが…。暮が少しバテ気味になってきたようだが、それでも山行に支障はないと判断。ペースを落として歩く。室堂を少し越えたあたりからまた雪は消えるため、坂がいささか急なのを除けば苦しいところではない。 |
10:38 | 山頂 | 着 | 快晴のため見晴らしは最高に良かった。また雪が無い分、風に冷たさはなく、純粋に日の光があたるため室堂より暖かい。全員で三角点を踏み登頂完了とする。 |
11:20 | 山頂 | 発 | 来たときとは少し違うルートで下る。もっとも、違うルートとは言っても室堂までで、そこから先は一緒だ。雪が残っているところまで行って室堂まで滑り降りた。 |
11:45 | 室堂 | 着 | 室堂で昼食を兼ねた休憩を取る。日が高くなったためか、山頂に行く前よりは暖かくてゆっくり休憩ができた。またここでは水の補給が出来るため確保しておく。もっとも、ここからは下りのため水はさほど必要ではない。補給と言うよりは、お土産に持ち帰るといった方が正しいか…。 |
12:15 | 室堂 | 発 | 全員昼食を取り終え体力的には回復したようだ。ここから下りとなるため、靴ヒモを締め直し出発。 |
12:25 | 黒ボコ岩 | 着 | ここから本格的な下りとなるため靴ヒモの確認。 |
12:30 | 黒ボコ岩 | 発 | 全員靴ヒモは問題なかったようだ。それに日射しで雪もだいぶ柔らかくなったため、そう滑ることもないだろう。しかし少し歩いたら、O石が足に異常を訴えるようになった。おそらく速いペースで下ったため足の筋肉がつったものと思われる。以後、少しペースを落として歩く。 |
12:55 | 甚之助小屋 | 着 | 約5時間ぶりに合流する。妥協チームは昼寝などをして時間を使っていたようだ。ここで、室堂から持ってきた水を使いコーヒーを作る。雪道をあるって疲れた体を癒すには熱いコーヒーというものは充分な代物だ。余談になるが、小屋の中の連絡版に去年の落書きが残っていたのが何となく可笑しかった。 |
13:46 | 甚之助小屋 | 発 | ここからは再び12人での行動となる。しかし、白山はあまり上り下りの無い山で、登るときはホントに登るだけだが、下山時はほとんど下るだけなため、非常にペースがつかみづらい。やはり、早い組と遅い組に分かれてしまった。その点については迂闊だったと言わざるを得ないだろう。 |
15:18 | 別当出合 | 着 | 結果的に2チームに分かれてしまい、到着時間に30分近くのズレが生じてしまった。白山は登山道が単純なのと、双方のチームに白山の登山経験者がいたことが幸いだったが、これがほかの山でこのような事態になったら、万が一の時非常に危険である。ここは今後改めねばならないだろう。 |
15:30? | 別当出合下 | 発 | 全員がそろったことを確認して出発。かなり汗をかいたのと時間的余裕があるため温泉によることにする。 |
16:00? | 白峰温泉 | 着 | みんなかなりタフなようで車の中は以外と賑やかだった。温泉で汗を流しかなりさっぱりした。 |
17:00? | 白峰温泉 | 発 | 家で食事を作るだけの気力がないと言うことから、途中で飲食店に寄ることにする。また母親が迎えに来たためタイを途中で降ろす。 |
18:00? | 印度屋 | 着 | 話し合いの結果金沢市内のカレー屋「印度屋」で食事をとることに落ち着いた。ここはバイキング制のため、食欲が旺盛な部員の多い山岳部にはお誂え向きといえる。 |
19:30? | 印度屋 | 発 | 食事を済ませかをり荘に帰ることにする。 |
20:00? | かをり荘 | 着 | 到着後レンタカーを返しに行き、その後部員から今回の費用を徴収する。20:30頃解散。 |
感想
丸1日かけた今回の活動も全員大きなケガ無く終えることが出来た。また、かねてより心配されていた天候にも恵まれ、最高のコンディションで白山登山を楽しむことが出来た。今年は例年より雪が多く決して登りやすい訳ではなかったが、それでも1年のたっきゃん・O石・田井の3名は体力的には大きな問題もなく、活動する姿勢も良いためこれからも様々な山に行くことが期待できる。特に滝本は高校時代からの経験もあり行動・指示共に的確なため今後も期待することが出来そうだ。
今回の登山で、部員間の交流も大いに深まったようで、1年の方から積極的に2年3年の人間に話しかける光景もよく見られるようになった。
今回の問題点は、山行記録にも書いたがペース配分である。特に下山時は気も緩み自分のペースで進んでしまうことが往々にしてあるようだ。この点は気を付けなければならないだろう。
(DaGu)
〜顧問に提出した報告書を一部替えて掲載〜